国会の終盤戦では、衆議院の「議員定数削減」が最大の焦点となる見通しです。実際、削減することになった場合、どのような結果になるのか。JNNが独自に分析しました。
目標は約50人の削減?自維連立の条件

高柳光希キャスター:
日本維新の会が、連立の絶対条件と位置付けている「定数の削減」。
連立の合意文書には「衆院議員定数を削減するため『今の臨時国会で法案を提出し成立を目指す』」と盛り込まれています。
現行の衆議院の議員数は465人。目標としては1割(=約50人)の削減で、420人を超えない範囲を目指しているということです。
JNNの独自分析 一番減るのは近畿で「維新が損」とも見えるが…
高柳光希キャスター:
JNNが衆院比例の「新たな議席配分」を独自に分析しました。

【衆院比例『新たな議席配分』】※JNNの独自分析
北海道:8→6
東北:12→9
北陸信越:10→7
北関東:19→14
南関東:23→16
東京:19→14
近畿:28→20
東海:21→15
四国:6→4
中国:10→7
九州:20→14
11の選挙区の中で一番減ると見込まれているのは「近畿」で、28議席から20議席となっています。大阪を中心に関西が強い維新が損をしているという見方もあるかもしれませんが、選挙区の影響を加味するとそうとも言い切れないようです。














