気象庁は、南シナ海の熱帯低気圧が台風に発達する見込みと発表しました。南シナ海にはすでに台風27号があり、新たな台風が発生すれば11月から12月にかけてダブル台風となる可能性があります。

気象庁によると、南シナ海にある熱帯低気圧bが、29日午後3時には台風に発達する予想です。

熱帯低気圧bの進路予想


29日に予想される中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は18m、最大瞬間風速は25mと予想され、1時間に15キロの速さで東北東に進む予想です。

30日に予想される中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は18m、最大瞬間風速は25mと予想され、1時間に15キロの速さで北東に向かう予想です。

台風27号とあわせ、11月末から12月初めにかけてダブル台風となる可能性があります。

ダブル台風となる可能性
台風27号の進路予想

新たな台風は1日には南シナ海で熱帯低気圧に変わる予想です。27号も3日にはベトナムで熱帯低気圧に変わる予想で、いずれも日本への直接の影響はありません。

日本では強い寒気が南下 西日本でも積雪の可能性

日本では台風よりも雪に注意が必要になりそうです。

気象庁は、12月3日(水)~4日(木)にかけて
「強い寒気が南下するため、北日本や東日本日本海側を中心に降雪量が多くなり、西日本の日本海側でも積雪になる可能性がある。」と、注意を呼びかけています。