福島第一原発3号機の燃料デブリの取り出しに向け、東京電力は小型ドローンを使った内部調査を12月初めにも開始すると発表しました。

福島第一原発3号機には、燃料デブリが360トンあまりあるとされていて、2037年度以降に本格的な取り出しが行われる計画です。

東京電力は、3号機の格納容器内部の状態を調べるため、小型ドローンを使った調査を、12月初めにも開始すると発表しました。調査では、縦12センチ、横13センチの小型ドローンを飛ばし、搭載したカメラで格納容器内部や堆積物などを撮影するということです。

調査は11日間かけて行われる予定で、東電は、調査結果を今後のデブリの取り出しに生かすとしています。

提供・東京電力HD