発生から26時間 それでも上がる火の手

井上貴博キャスター:
火災が起きている現場から、松尾記者の報告です。

松尾一志 記者(香港・大埔区):
マンションでは出火当時、修繕工事が行われていました。

日本時間27日の午後に消防が報道陣の取材に応じた際には「マンションが保護シートや竹の足場で覆われていたため、火の勢いが急速に拡大した」との見方を示したということです。

竹の足場は丈夫で軽く、コストも抑えられるため、香港の建設工事の現場では一般的に使用されているということです。

警察は工事を担当していた会社の責任者らを逮捕し、詳しい原因について調査をしています。

あたりはだいぶ暗くなってきましたが、現在も部屋の中から火の手が上がっている様子が確認できます。

いったん火の勢いは収まりましたが、今再び火の手が上がっている状況です。

発生してからすでに26時間近くが経っていますが、現在も消火活動が進められています。

鎮火までどのぐらいかかるのか、不透明な状況が続いています。