新たな変異株…
県内でも感染が広がるインフルエンザ。感染症に詳しい西順一郎鹿児島大学名誉教授は、新たな変異株が鹿児島でも広がっているとみています。

(鹿児島大学 西順一朗名誉教授)「去年まで流行していたウイルスと変わってきたのがサブクレードK。サブクレードKが入ってくるルートはインバウンド、海外旅行者が中心」
もともとは、イギリスなどで急速に広がっていた、新たな変異ウイルス「サブクレードK」。症状はこれまでのインフルエンザと変わりありませんが、サブクレードKの免疫を持っている人が少なく、感染が拡大しやすいといいます。

(鹿児島大学 西順一朗名誉教授)
「インフルエンザウイルスの病原性が高くなるわけではなく、免疫から逃れる変異が起きている。特別心配する必要はない」
「少しでものどの調子がおかしいとか咳が出る場合はマスクをつけてほしい」
西名誉教授は、12月にかけて感染者数がピークを迎えるとみています。

感染を防ぐには、
▼マスクの着用
▼ワクチン接種の検討
▼窓や扉を二か所以上開けて換気をする
▼違和感を感じたら早めに医療機関を受診することも大切です。














