江戸時代から明治時代にかけて、現在の岩手県奥州市の地域に伝わった浮世絵や版木、版本などを集めた企画展が奥州市で行われています。

この企画展は、奥州市にあるえさし郷土文化館、奥州市武家屋敷資料館、奥州市牛の博物館などに保管されていた江戸時代、明治時代の浮世絵、肉筆画、写本、版本などおよそ50点を集めて行われているものです。

企画展の名前にある「らずもねぇ」は岩手県南から宮城県にかけて使われる方言で「とんでもない」「すごい」という意味を持っています。
こちらは江戸時代後期に描かれた「浮絵両国夜景ノ図」です。
両国橋の花火を題材にしています。
橋の上にびっしりと人が並び、屋形船で花火を楽しむ人も描かれ、活気あふれるにぎやかな風景が表現されています。














