林業従事者の安全確保と技術の向上を目指し木を切り倒す「伐倒(ばっとう)」の競技会が岩手県矢巾町で開かれています。

これは盛岡広域振興局が3年前から開いているもので、会場の県林業技術センターには林業に従事する男女14人が参加しました。

樹木を安全に切り倒すには事前に、入れる受け口と呼ばれる切り込みを切り倒す方向に対して垂直に入れることが求められます。
参加者は姿勢を低くして、水平や垂直を確かめながら丸太にチェーンソーを入れていました。

県内では過去10年で28人が林業の作業中に亡くなっていて、県は競技会や研修を通して安全の確保と技術力の向上に努めることにしています。














