利用が再開されたばかりの札幌の円山公園の周辺で、25日夜、クマのような動物が目撃されましたが、札幌市の調査の結果、クマの可能性は低いことが分かりました。

札幌市の調査では、公園の周辺でクマの痕跡は見つからず、シカが歩いた跡と防犯カメラに、タヌキが1匹映っていたということです。

札幌市は、目撃された動物がクマである可能性は低いと判断し、参考情報として整理することにしています。

一方、札幌市は、25日のヒグマ対策委員会で、9月に西区の平和丘陵公園で男性を襲ったクマについて、10月9日に西区西野で駆除されたメスのクマのDNAと一致したことを報告しました。