今年9月、静岡県の認定こども園で通園バスに園児が置き去りにされ死亡する事件がありました。
こうした、通園バスでの子どもの置き去りを防ごうと、宮崎市佐土原町の企業が新たな装置を開発しました。
宮崎市佐土原町の光が丘幼稚園。
3台の送迎バスがあり、行きと帰り、あわせて延べ110人の園児がバスを利用しています。
そのバスに、今月2日から設置されたのが、この安全装置。
「確認ボタン」と「人感センサー」の2つの装置が取り付けられています。
(光が丘幼稚園 下苙敏大園長)
「保護者の方も不安が大きいかなと思いますけれども、これを導入することによって安心安全は提供できるかなというふうに思ってます」
「確認ボタン」は、運転手が、バス内に残っている園児がいないかどうかを確認したあとに押すボタン。
もし、設定した時間までに押さないと・・・
職員室のアラームが鳴り、メールや電話で連絡が来るようになっています。
また、「人感センサー」は、車内で人の動きを検知すると、電話やメールが職員に届くほか、職員室のアラームが鳴るようになっています。
(イー・アンド・エム宮崎事業所 岩切隆道担当課長)
「下の方が人感センサーのセンサー部分になってまして、この部分から放射線状に上下に電波を飛ばしてますので、車内全部どこかで動きがあれば反応する」
この装置を開発したのは、宮崎市佐土原町に事業所がある「イー・アンド・エム」。
元々持っていたある技術を活用して、この装置を開発しました。
(イー・アンド・エム宮崎事業所 岩切隆道担当課長)
「元々は高齢者向けの見守りのサービスをやっていたが、そちらを幼稚園児の居残りを検知するという仕掛けに転用できないかということで、こちらのシステムの方を急遽切り替えて作成した」
(光が丘幼稚園 下苙敏大園長)
「今までは『チェックしました』という自分だけのチェックだったのが、やっぱりシステムにチェックしてもらうことによってミスが本当に少なくなるし、より子どもが守れるような施設になっていけるんじゃないかなと思ってます」
「イー・アンド・エム」では今回の実証実験を踏まえ製品の改善を行い、来年4月までの商品化を目指したいとしています。
今回の静岡の事件を受けて、来年4月から通園バスへの安全装置の設置が義務化されることになっています。
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