かつては割高感があったが…ホテル代高騰も寝台列車人気を後押しか

出水キャスター:
窓を開けたときの美しい景色に加え、フルフラットのシートを倒してしまえば、寝台列車はまるで飛行機のファーストクラスのようだと思いました。
同じような個室空間で、座席がフルフラットになるという意味では類似点があるのかなと、多少強引ながら思いました。

パナソニック社外取締役 ハロルド・ジョージ・メイさん:
寝台列車はなかなか得られない、特別な体験であることは間違いないと思います。空間があれば、より贅沢でしょうし、あとは食べ物をどうするかですよね。海外には「レストラン号」というような列車があるくらいです。
それと私が気になったのは、寝台列車は寝るのが目的だということです。残念ながらずっと綺麗な夜景が見えるわけではないので、ゆっくり寝られるかどうかがポイントですよね。
出水キャスター:
列車の中では、たとえば音を楽しむほか、シャワーブースなどもあります。食事に関しては、駅で買って持ち込むという方が多いみたいです。

元新幹線運転士で、Nスタ総合演出を務める福岡大司さんに寝台列車の人気の背景を聞きました。「寝台列車は元々は移動手段であり、バスなどに比べ割高感があり衰退していた。しかし最近は観光目的の寝台列車の運行が開始され、ホテル代高騰も寝台列車人気を後押ししているのではないか」ということです。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など














