今、寝台列車が人気となっています。2020年9月にデビューした「WEST EXPRESS 銀河」の価格は1万2950円ですが、予約が取れないほど大人気のようです。

予約困難な寝台列車 2万円超えの完全個室も

出水麻衣キャスター:
JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」は京都を午後9時15分発、山口県の下関に午前10時50分着で、13時間以上かけて夜間走っていきます。

一番お手頃な席の価格は1万2950円(通常期の片道乗車券+指定席特急券)で、「リクライニングシート」は通常のグリーン席よりも少し広く、リクライニングの角度もより深くなっています。

また、同じ1万2950円で「ノビノビ座席」という、横になれるタイプのものもあります。

また、1万7820円(通常期)の「ファーストシート」(定員1人)は、向かい合わせのボックス席になっています。個室ではないのですが、座面を倒すとベッドに早変わりし、ゆったりくつろげます。

さらに、2万870円(通常期)の「プレミアルーム」は完全な個室で、窓に向かってソファーが配置されています。これがベッドへと変わり、個室でじっくりと車窓からの景色を楽しんだり、ぐっすりと眠ったりもできるということです。

今、こういった寝台列車は日本各地にあります。“豪華寝台列車の旅”などと、地域を数日間かけて周遊していくような列車も人気になっています。

<運行中の主な“寝台列車”>
●サンライズ瀬戸・出雲
●WEST EXPRESS 銀河
●TRAIN SUITE 四季島
●TWILIGHT EXPRESS 瑞風
●ななつ星 in 九州
など