「顔を洗うとき」「階段を下りるとき」日常に潜む“ぎっくり”の危険

井上キャスター:
朝、洗面台で顔を洗う体勢を意識されていますでしょうか。これは年齢問わず、結構リスクがあるかと思います。

平井副院長によりますと、膝が伸びている状態だと腰に圧がかかるので、正しいのは軽く膝を曲げてあげると良いとのことです。

また、実は日常のぎっくりにも注意とのことで、階段を下りる際、意識したことはありますか。

膝が伸びていると重心が高くなります。また、かかとから強く着地をするため、膝に衝撃がいくことになり、良くないとのことです。正しいのは膝を曲げ、重心を低くする。また、つま先から優しく着地する。

他に“ぎっくり腰”にならないためには、▼靴下は座ってはく、▼重い荷物はしゃがんで持ち上げる。このような積み重ねで、“3大ぎっくり”の危険から回避できるとのことです。

パナソニック社外取締役 ハロルド・ジョージ・メイさん:
仮にぎっくりになったら、医者に駆け込むしかないのでしょうか。冷やしたり、逆に温めたり、自分でできることはないのでしょうか。

井上キャスター:
ケースバイケースで温めるときと冷やすときは変わるみたいなので、その時は医者や行きつけマッサージ店などに相談してみると良いかと思います。

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〈プロフィール〉
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など