来週には12月になるというのに、まだまだ収まらないクマによる被害。
山陰両県での出没は限定的ですが、紅葉の観光ハイシーズンに大きな影響を与えたところもあるようです。
キャンプ場では問い合わせが100件を超え、予約が4割減りました
国立公園大山で聞いてみると。
観光客
「天気も良いし紅葉を見に来た。怖いなと思う。車走らせてても、クマが出てこないかなってちょっと心配はある」
近所に住む人は
「下の地域が危ないので、里山歩くのが好きですけど、怖くて今歩けない状態」
大山寺参道付近でクマの出没情報はありませんが、近くのキャンプ場では大きな影響が出ていました。
キャスター 八原真由
「全国で相次いでいるクマの被害ですが、こちらのキャンプ場でも影響が出ていると言います」
大山町でキャンプ場を運営する山根さん。今年はクマに関する問い合わせが100件以上あったと言います。
さらに…
CAMPFIELD GOEN 山根健作 社長
「クマの被害のニュースが出始めてから、かなり予約の数が如実に減ってしまった。去年と比べると3割4割くらい減っている月もある」
こちらのキャンプ場ではクマの出没はありませんが、9月からの予約数、そして売り上げともに、例年の6割程度に減ったと言います。
CAMPFIELD GOEN 山根健作 社長
「大山周辺ではほとんどないんですけど、来られる方はみなさん不安だと思いますし、絶対出ないとは我々も言えませんので、しょうがない」
すでに冬季休業に入ったというこちらのキャンプ場ですが、来年に向けて早くもクマの出没に気をもんでいます。














