なぜニセやウソの情報を人は信じてしまうのでしょうか。セミナーで挙げられたキーワードは「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」です。
Q普段どんなSNSを使っている?
街の人「インスタグラムです。ティックトックです」
Qフィルターバブル、エコーチェンバー聞いたことある
街の人「ないです」
街の人「分からないです、知らないです。似たような情報が流れてくるなとは思うけど」
街の人「フィルターバブルは聞いたことない。エコーチャンバーは聞いた事があるような気がするけど、具体的には分からない」

「フィルターバブル」とは、SNSや検索サービスで履歴などをもとに自分の考え方や価値観に近い情報ばかりが表示され、それが「世の中の標準」だと誤解してしまう現象です。また自分と価値観が近いコミュニティでは、似たような意見に繰り返し触れ続けます。これが「エコーチェンバー」で、自分でも気が付かないうちに情報が偏ってしまう問題が指摘されています。

特に大人は、人生経験に則して情報の正誤を判断する傾向があります。生成AIの発達によって、より巧妙な偽・誤情報も増えているといいます。
中国総合通信局 梅村研局長
「SNS上の偽・誤情報は災害時の判断や選挙における判断など色々なところに影響を与えるまで影響が大きくなっている。青少年の問題というよりは大人の問題という認識で取り組むことが重要」

総務省は今後もイベントなどを通じてICTリテラシーの向上をはかっていきたいとしています。














