子どもや中学生や高校生というよりも、大人の問題になっています。インターネット上のウソや誤った情報に惑わされないよう、広島市でICTリテラシーセミナーが開かれました。

セミナーには企業や教育現場などからおよそ300人が参加しました。主催した総務省中国総合通信局の梅村局長は「SNSを中心にウソや誤った情報、いわゆる『偽・誤情報』の流通や拡散が社会的な課題」と指摘。あらゆる世代のICTリテラシーの必要性を訴えました。
中国総合通信局 梅村研局長
「大人の皆さんが、SNS等の情報メディアの特性やリスクを理解した上で、SNS上にある情報を受け止めるということがこれまで以上に重要になっている」

「偽・誤情報」は災害時に広まりやすく、2016年の熊本地震では、「動物園からライオンが放たれた」と画像を投稿した人物が逮捕されました。また、選挙の際には根拠のない情報が有権者の投票に影響を与える可能性もあります。














