■幻のそばは絶品!



およそ170年の時を超えて山形で復活した幻のそばの味は?

大熊町の人「初めて来ました。コシがあってシコシコしておいしい」



大熊町の人「おいしいです。去年もいただいたんですけど今年はもっとおいしい。天保そばの種を(復活させるために)あちこち頼んでダメだったと聞いた。タイムカプセルですよね」



打ち立て・ゆでたての蕎麦はどんどんなくなり、用意したおよそ10キロのそばが30分で空っぽに。大熊町の人たちは、年に1度のそばの味と山形のそば職人との交流を楽しんでいました。



大熊町の人「(東日本大震災の)被害がものすごく大きかった。大熊は。こういう交流ができて心がつながっていいと思った」

大熊町の人「1年に1回ここで会うのが楽しみ。(交流は)絶対いいことだね。なくさないほうが良い」

幻の山形天保そば保存会 石沢俊幸 会長「天保そば自体が奇跡的に復活したそばなので、このそばを絶やさず。大熊町とのご縁も絶やさず、天保そばの栽培を続けていって、毎年大熊の方に来ていただけるという流れは絶やさず作りたいと思っています」



山形と大熊町との絆を繋ぎ続ける幻の天保そば。来年6月ごろには県内16のそば店で提供されるということです。