地元の特産品を味わってもらおうという取り組みです。宮城県富谷市の小学校で地元産の蜂蜜が初めて給食で提供されました。
また、蔵王町では、地元の畜産農家が育てたA5ランクの和牛のステーキが振る舞われました。

宮城県富谷市にある明石台小学校。給食で提供されたのは富谷産の蜂蜜です。

児童たちは、食パンに塗って地元で取れた甘い蜂蜜を堪能しました。

児童:
「味もよかったし、花の香りもすごくして、すごくおいしかったです」
「今までで一番おいしかった」
「いつもよりもちょっと甘い気がする」

富谷市は、蜂蜜を新たな特産品にしようと2017年にプロジェクトを立ち上げ、市役所の屋上で養蜂に取り組んでいます。

児童たちが味わったのは、その蜂蜜で、糖度は82.2度と一般的な蜂蜜に比べて3度ほど高いということです。

とみやはちみつプロジェクト 村上幸枝会長:
「地域の味を子どもたちに食べてもらいたい。生きものや環境を大事にする地域だっていうことも伝えたい」

25日には、市内8つの小学校の給食で初めて提供された「富谷産はちみつ」。2025年は、約500㎏が収穫され、市の観光交流施設などで販売されています。














