ターニングポイントは中日の一番

九州場所を振り返る一山本関

11勝4敗という自己最高成績を残した今場所。一山本関自身が手応えを感じたのは、中日の阿武剋との一戦でした。4勝4敗に戻したこの一番について、「僕は基本的には突き押しなので、自分の前に出る相撲を取らないとどんどん調子が悪くなってくる。それで、ここの中日でペースも取れて、そこから連勝が続いた」と分析します。

この日から意識したのは、低く当たっていくことと語った一山本関。「頭上げちゃうと軽くなっちゃう」という課題を克服し、連勝につなげました。これまでも意識していたといいますが、「今場所はいつも継続できた」ことが好成績につながったといいます。