二ホンウナギは、日本から2000キロ以上南のマリアナ諸島付近で産卵します。そこでふ化した稚魚が数か月かけて日本に戻ってくるとされています。しかし、ウナギは詳しい回遊ルートなどが分かっておらず、生態に謎が多いのが現状です。

漁協では、鹿児島大学などと共にウナギの腹に個体を識別するためのタグを取り付けていて、過去にタグを取り付けたウナギも見つかりました。

（高尾野内水面漁協　高崎正風 組合長）「ウナギの成長を確認できたことが、非常に結果として大きな成果」