県内で行われた女子駅伝日本一を決める「クイーンズ駅伝」の出場選手たちが24日、利府町で陸上教室を開催し、参加した親子連れが体を動かす楽しさを学びました。

利府町の宮城スタジアムで開かれた陸上教室には、23日のクイーンズ駅伝で初優勝を飾ったエディオンなど4つの駅伝チームの選手らおよそ40人が参加しました。

選手らは、参加した親子と一緒にスキップやミニハードルを使った準備運動で体を温めました。

その後、子どもたちは選手をお手本に50メートルを走ってタイムを測定しました。

参加した女の子:「腕を振ったりして走ることが気持ちよかった。」
参加した中学生:「(速く走るには)ももを高く上げて腕を大きく振ることが大切だと教えてもらいました。」

去年のパリオリンピック女子1万メートルに日本代表として出場した五島莉乃(ごしま・りの)選手も参加しました。

五島莉乃選手:「子どもたちが明るくて、わたしたち選手みんなも元気をもらって、これからまた頑張ろうという気持ちになった。」

この陸上教室は、東日本大震災の復興支援の一環で日本実業団陸上競技連合が2011年から毎年開催しています。