この3連休には、熊本県八代市の秋季例大祭「八代妙見祭」の神幸行列など、秋を感じられる行事が県内各地で行われました。
ガメの舞 八代妙見祭
「ほいほい」
八代妙見祭の神幸行列では、商売繁盛や不老長寿などの願いが込められた9基の笠鉾が練り歩きました。
それが午後になると、午前中の厳かな雰囲気とは一変します。
祭りの呼び物の一つ、馬追いでは、神馬が水しぶきを上げながら河原を疾走しました。

「大雨災害のいち早い復興と、ここにおられる皆さまのご健勝を祈念して。せーの」
「よいしょ」
そして祭りは、「ガメ」の登場で最高潮に。ガメとは、亀と蛇が合体した想像上の生き物「亀蛇(きだ)」の愛称です。

そのガメが舞を披露し、観客席になだれ込むと、見物客は歓声を上げながら祭りを楽しんでいました。
天草から来た親子
親「ガメがすごく迫力あって、見物客にも近い距離で見られたので良かったことと、子どもの良い経験になったのかなと」
子「(楽しかった?)うん」

地元から「8月の記録的大雨で土石流が家に入ってきて、土砂をまだ撤去している状況。まだ、被災の爪痕はあるが、こんなたくさんの人が集まって、にぎやか盛り上がっているのはいい風景だなと」
一方、熊本県玉名市では「大俵まつり」のメインイベント、「大俵ころがし」が行われました。














