関脇まで最速で到達 41年ぶりに記録更新
大相撲に入門した安青錦。初土俵から、番付を異例の速さで一気に駆け上がりました。

600人ほどの力士がいる大相撲の世界では、番付は「序ノ口」から始まります。場所ごとに勝ち越せば少番付が上がっていき、給料がもらえて「関取」と呼ばれるのは十両からです。前頭以上がいわゆる「幕内」と呼ばれ、小結、関脇、大関、横綱になれるのは、ほんの一握りの力士だけです。
これまで、初土俵から関脇に一番早くたどり着いたのは、元大関・小錦の14場所でしたが、安青錦は13場所で到達し、記録を41年ぶりに塗り替えました。
そして今、次の大関昇進へのスピード記録がかかっています。アマチュア時代の成績によって幕下からの“飛び級”でスタートした横綱・大の里らを除けば、これまでの最速は琴欧州の「19場所」でした。今回、安青錦が今場所後に昇進を決めれば、「15場所」と大幅な記録更新となります。














