こども未来プロジェクト、今回は昇格に挑むAC長野パルセイロのユースチームを紹介します。

午後6時すぎ、長野市内でトレーニングに励む長野パルセイロU-18。
主に北信の高校生およそ40人が所属しています。

□パルセイロU-18 飛田隼選手(高2):
「今のチームは攻撃のバリエーションが豊富で、中央突破からでもショートカウンターからでも、サイドからでもセットプレーからでも得点ができるいいチームだと思います。日々の練習から全員が要求しあって高めあっていけたことが、今の調子の良さにつながっているんだと思います」

チームは今年(2025年)、県代表としてユースの全国大会に出場。

さらに県の一部リーグ(U-18)では8チーム中1位に。

そして23日から、その上のプリンスリーグへの昇格をかけた大会に臨みます。

指導するのは多くがトップチームの元選手。

勝又慶典監督もその一人です。

□勝又慶典監督:
「ユース年代に入ったらトップチーム・プロサッカー選手を見越して常にトレーニングしたり、行動したり、私生活もそうです。本当にひとりひとりの意識は高くなっていると思います」

塩入尚悟さんは今年、トップチームの練習にも参加するなど将来を期待される選手。

2023年と2024年は、プリンスリーグへの昇格をかけた大会で敗れているだけに、3年生として今年にかける思いはひとしおです。

□長野パルセイロU-18 塩入尚悟選手(高3):
「今年はしっかり自分が声を出して、最終的に勝てるように努力してきています。いい準備ができていますし、チーム全員が勝つぞという思いで日々練習をしているので、今年は勝てると思います」

チーム発足から10年の節目に昇格という歴史を刻むことができるか。

福井県で行われる大会の初戦は23日午後、キックオフです。