「代打の神様」のきっかけはあの監督 そして名付けたのは?

八木さんは現役時代【画像②】、阪神タイガースで「代打の神様」と呼ばれ親しまれたが、当初はレギュラー選手でした。しかしレギュラーだったのは約5年ぐらい。ほとんどが「怪我との戦いだった」と振り返ります。

【画像②】1996年1月 古巣の三菱自動車水島で自主トレをする八木さん

そこで、吉田義男監督時代に『代打』としての新しい道を見出された八木さん。「下手をすると、レギュラーの時よりも若干やりがいがあった」と当時を振り返りました。

(八木 裕さん)
「吉田監督は、もう勝負どころしか出さない。勝つか負けるかの時にしか出さないんですよ。極端な話、4番で『代打』、、、そんなことあります?」

「そこまで輝かせてくれた吉田監督、『代打の神様』と名付けてくれた新聞記者の方に感謝しています」