警察官などを名乗るオレオレ詐欺で、山口市の自営業の女性(30代)が現金560万円をだまし取られたことが21日、わかりました。
警察によりますと18日、女性の携帯電話に「+」で始まる国際電話番号から着信があり、滋賀県警の警察官を名乗る人物から「資金洗浄事件の捜査で、あなたの逮捕状を取得している」となど言われました。
女性はその後SNSに誘導され、大阪地検の職員を名乗る人物から「無実を確認するには指定口座に金を送金しなければならない」と言われたということです。話を信じた女性は3回にわたって指定された銀行口座に現金560万円を振り込み、だまし取られたということです。
振り込んだあとに女性が不審に思い、警察に相談しました。警察は詐欺事件として捜査を進めていて「公的機関を名乗っていてもすぐに信用せず、相手の電話番号を確認して対応してほしい」と注意を呼びかけています。














