目で見える応援「サインエール」の一体感
山形純菜キャスター:
会場が一体となる“デフリンピックならでは”の応援があります。

TBSスポーツ局 奥村彩音:
2025年9月に行われた東京世界陸上、男子の円盤投げの際に観客が手で合図を送っている場面がありました。これは、聴覚に障害のある円盤投げ・湯上剛輝選手(32)向けられた「サインエール」というものです。
今回、デフリンピック100周年という節目を機に、東京から新たな応援スタイルということで「サインエール」が始まりました。
山形純菜キャスター:
会場には、サインエールを教える人がいるそうですね。

TBSスポーツ局 奥村彩音:
20日も取材に行きましたが、サインエールの応援団が観客席で声をかけて、選手に応援を送っていました。選手もやはり目で見る応援が力になっていると話していました。
出水麻衣キャスター:
会場の一体感もすごそうですね。
TBSスポーツ局 奥村彩音:
皆さんが体を動かして応援しているので、普段の取材では感じないような一体感がありました。
山形純菜キャスター:
選手に届く「サインエール」をご紹介します。

▼「行け」というエール
・顔の横で両手をヒラヒラ
・勢いよく前に突き出す
▼「大丈夫、勝つ!」というエール
・右手を左胸~右胸にスライド→右手で拳を握る
・左手も繰り返す
・両拳を前に突き出す
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<プロフィール>
奥村彩音
TBSスポーツ局 陸上競技の取材を担当
学生時代「三段跳」で日本選手権8位














