“転倒労災”右肩上がり 労働者に中高年女性が増加が要因か
井上貴博キャスター:
日常生活だけではなく、労災についても一番多い原因が転倒です。

厚生労働省によると、2015年は年間2万5949人が転倒による労災となっています。
さらに、その数が増えてきているということで、2024年は3万6378人を超えています。
復帰するまでに50日ほどかかるそうで、このデータには驚きました。
出水麻衣キャスター:
転んでしまった人にとっても、職場にとっても避けたい事態ですね。

井上貴博キャスター:
厚生労働省によると、▼年齢が高い労働者、特に中高年齢の女性労働者が増加していることが、転倒による労災が増えている要因にあるのではないかということです。
2023年、45歳以上の“転倒労災”は、▼男性 1万674人、▼女性 1万8963人だといいます。
中高年齢の女性比率が多い業種である、小売業・社会福祉施設での転倒が多発しているということです。














