俳優の海宝直人さん、岡宮来夢さん、潤花さん、豊原江理佳さんが出演するミュージカル『ISSA in Paris』の制作発表会見に登場しました。

左から 演出:藤田俊太郎さん 潤花さん 海宝直人さん 岡宮来夢さん 豊原江理佳さん



左から 海宝直人さん 岡宮来夢さん




本作は、現代と過去を交錯させながら、俳人・小林一茶の知られざる10年を大胆かつファンタジックに描いた、世界初演となるミュージカル。主人公のシンガーソングライター・ISSAこと海人を海宝さん、若き日の小林一茶を岡宮さんが演じます。

会見では、公演を前に「露の世は」「俳句」「一つの言葉」の3曲が初披露されました。

海宝直人さん

歌唱を終えて、海宝さんは‟緊張しましたね。これも制作発表で歌うっていうシステム、恐ろしいですよ。初めて皆様にお披露目するっていうことで責任重大じゃないですか”と本音。‟今日披露させていただいた曲もそうですけれども、時代を超えていくもの、シーンももちろんありますし、そしてパリと、そして映像と場所も変わりますから、すごく楽曲の幅が広いなっていうのが印象でしたね”と語りました。

演じる役について海宝さんは、‟誰もが共感できるような人間らしい、誰もが経験したことあるようなキャラクターと思うので、皆さんもそれぞれの人生を重ねて共感できると思います。”と語りました。

岡宮来夢さん



長野県出身の岡宮さんは、‟信濃町が町制施行70周年、そして小林さんは200回忌、長野県の150周年を迎えるということで、長野県出身の僕が信州人の小林一茶を演じられることの喜びを噛みしめながら稽古を頑張って、そして大千秋楽まで最後まで、みんなで駆け抜けてまいりたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。”と意気込みました。

左から 海宝直人さん 岡宮来夢さん



本作は、「小林一茶が『空白の10年間』の中でパリに行っていたのかもしれない」というファンタジー要素を含んだ作品。岡宮さんは‟一茶がパリに行ったという史実はもちろんないものですので、小林一茶の構築がすごく楽しみ”と声を弾ませました。‟一茶は現時点では弱いもの、貧しいもの、儚いものであったりとか、そういったものに視点を当てながら、海であったりとか山であったりとか、大きいものにもフォーカスを当てながら、たった十七文字の中で表現する。一個一個心を動かしていく、そんな優しくも情熱的な「僕だけの一茶」になるといいなと思っています”と笑顔を見せました。

【担当:芸能情報ステーション】