宮城県は目撃が相次いでいるクマの対策費用や、10月1日の大雨による被害の復旧費用などを盛り込んだ19億万円余りの一般会計補正予算案を11月定例県議会に提出します。

これは宮城県が11月20日に記者会見し明らかにしたもので、2025年度一般会計補正予算案は19億3300万円に上ります。

このうち、クマ対策では見回りやクマを引き寄せるカキの木などの伐採などに1億6200万円を計上しているほか、新たに山間部の養魚場の周辺への電気柵の設置費用なども盛り込み合わせて2億2200万円となっています。

また、仙台市宮城野区や多賀城市などで冠水が相次いだ10月1日の大雨で被害を受けた施設の復旧費用4698万円を計上しています。この補正予算案など37の議案は11月27日に開会する定例県議会に提出されます。














