県が導入する宿泊税が来年6月1日に始まることが決まりました。旅館などを営む事業者を対象にした説明会も始まっています。
長野県阿部守一知事:「宿泊税を導入して長野県の観光が大きく変わったなと観光で訪れる方々をはじめ、多くの皆様方に実感してもらえるように鋭意取り組んでいきたいです」

県内で宿泊する人を対象とした宿泊税について、県は2026年6月1日から徴収を始めると発表しました。

県の宿泊税は、はじめの3年間は1人1泊200円、その後は300円です。観光地や受け入れ環境の整備などに活用されます。

県庁では、旅館などを営む事業者に向けた説明会が開かれ、およそ130人が参加しました。
県の担当者から事業者の登録が必要なことや、月に一度の納税が義務付けられていることなどの説明を受けました。

長野市内で簡易宿泊所を経営:「税の納入が毎月という点について勉強・確認不足な部分も感じました」
長野市内で旅館を経営:「旅行者にとって『来てよかった』と思ってもらえるような道路標識やごみ処理問題などお客様に戻るのが一番いいと思います」
説明会は、12月10日まで各地の合同庁舎などで開かれる予定です。














