青森県弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」で、年の瀬の風物詩「干支ねぷた」の制作がはじまっています。

津軽藩ねぷた村の職人が1つ1つ手作業でつくっているのは、2026年の干支「午(うま)」をモチーフにした「午ねぷた」です。

ねぷた村では、金魚ねぷたをアレンジして作る「干支ねぷた」を毎年制作していて、2026年で41年目を迎えました。

制作が進む「午ねぷた」は、パステルカラーを使って「おとぎ話」にでてくるようなかわいらしい白馬に仕上げ、鞍には「青森リンゴ」、後ろ姿は「岩木山」が施されていて青森らしさがたっぷり。

来年は”うま”くいくようにと、願いが込められています。

津軽藩ねぷた村 檜山和大 助役
「今年は『物価高』や『クマ問題』など生活に直結するような話題が多かったのですが、来年は午だけに物事が万事うまくいって、午のように駆け上がっていくような1年になればいいなという思いで作りました」

午ねぷたは大・中・小の3種類で、ねぷた村や県観光物産館アスパムなどで販売されています。