ネットショッピングの普及とともに、不在時でも荷物を受け取れる「置き配」が定着しています。しかしその便利さの裏で、「届いているはずの荷物がない」「知らない家に届けられた」といったトラブルが報告されています。国民生活センターは20日、実際に起きたトラブル事例を公表し消費者に注意を呼びかけました。

【事例1】
ネットで注文した商品が「置き配」で配達完了したという通知が届いた。自宅の玄関先に荷物が置いてある証拠の写真が添付されていた。配達完了時間から1時間以内に玄関に取りに行ったところ、荷物がなかった…。業者の連絡先が分からない。(60歳代)

【事例2】
ネット通販サイトで置き配を指定して注文したが商品が届かない。配送業者から置き配の写真が送られてきたが、自宅ではない。問い合わせ方法が分からない。(70歳代)