フランス・ボージョレ地区で今年収穫されたばかりのブドウから造られる新酒のワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が解禁されました。今年の出来、そして、味わいはどうなのでしょうか。

一般的な熟成ワインとは異なり、出来立ての新鮮な味を楽しめる特別なワインです。岡山高島屋の特設コーナーには、7種類約160本がお目見えしています。今年のボージョレ地区は、時折、適度な雨が降り畑の状態は良好で、果肉は芳醇で質の高いブドウが収穫できたということです。

(訪れた人)
「フレッシュでおいしかったです。香りも良くて秋が来て良かったなと思います。夏がすごく暑かったから。ワインでも飲んで元気が出たらいいかなと思います」

(岡山高島屋 和洋酒売場担当 磯田哲平店長)
「今年は出来は良いです。甘みと酸みのバランスがちょうどよくて、香りもすごくフルーティで飲みごたえと飲みやすさが両立している素晴らしいワインだと思います」

「ボージョレ・ヌーボー、本日解禁でございます。いかがでしょうか」

一方、天満屋岡山店の特設コーナーには、20種類約500本が並びます。今年は人気の定番商品に加え、高梁市出身で日本を代表するワイン醸造家、仲田晃司さんのボージョレ・ヌーボー発売20周年を記念したフェアや、著名なワイン醸造家が厳選し、直接買い付けたコレクションも並び、さっそく訪れた人が試飲していました。

(訪れた人)
「フルーティでおいしかったです。チーズと一緒に家でゆっくり飲もうかな」

(天満屋岡山店 ワイン担当ソムリエ 石田千春さん)
「ご家庭でパーティーを。これからクリスマスシーズンですし、おせち料理なんかにも合わせていただいても大丈夫だと思います。お楽しみください」

原材料高や円安で仕入れコストはかさむものの、価格は前年から据え置いている商品が多いということです。