意外と身近にいる小さなカメムシの正体は

──この小さなカメムシは何でしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)

「このカメムシの名前はマルカメムシ、体長5mm前後で、丸みを帯びたドーム型の輪郭をもち、緑を帯びた灰色のぶち模様が特徴です。一匹だとそんなに目立ちませんが、集まっている姿がこの時期よく見られます」

タイヤの溝にズームすると…マルカメムシが3匹いました。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「ひとまとめでマルカメムシ、と言いますが、マルカメムシ科という仲間が日本国内では十数種が確認されています。

しかし、私たちが最もよくおうちで遭遇する種はほぼこのマルカメムシ科の中のマルカメムシ、スタンダードな1種類と考えて差し支えありません」