盛岡市は官公庁や企業の集積する内丸エリアの、50年先の姿を想定した再整備に向けて、基本方針案をまとめました。

基本方針案は20日に行われた行政や企業・団体で構成される内丸地区再整備検討懇話会で示されたものです。

面積がおよそ7ヘクタールに及ぶ内丸地区の官庁街は、どの建物も築50年を超えていてエリアとして一体的な整備が求められています。

基本方針案は市民から寄せられた意見などを基に、50年後のまちを想定した土地利用を行うため、これまで通り官公庁の建物が集積するゾーンに加えて、企業のオフィスが立地するゾーン、商業施設と居住地の広がるゾーンを設定しています。

盛岡市は11月に基本方針を策定した後、再整備の具体的な方針について検討を始める考えです。