愛媛県松山市内の金融機関で19日、強盗が押し入ったとの想定で訓練が行われ、関係者が対応の手順を確認していました。

「おい!動くな立て!」

愛媛銀行本店で行われた強盗対応訓練は、散弾銃やナイフを持った2人組が押し入ったという想定で始まりました。

行員らは、非常通報装置を使ったあと、逃げようとする強盗犯にカラーボールを投げるまでの手順を確認していました。

(愛媛銀行本店営業部・山崎ほのかさん)
「強盗が入ってきたとなると何もできなかったので、最低限どういった顔つきだったのかや、身長がどのくらいだったのかなど、印象は覚えておきたいと思った」

県警によりますと、ことし県内では6件の強盗事件が発生しているということで、これから年末に向けてパトロールを強化する方針です。