ガソリンなどの暫定税率の廃止に向け、補助金増額の効果がみられています。

山口県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は167.5円で、今年5月以来の大幅な値下がりとなりました。

石油情報センターによりますと、17日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、前の週と比べて1リットルあたり3.6円安い167.5円でした。

政府が10円を補助する措置を始めた今年5月以来の大幅な値下がりです。

ハイオクは178円、軽油は149.2円でした。

国は12月末のガソリンなどの暫定税率廃止に向け、先週から石油元売り会社への補助金の額を10円から15円に増やしました。

石油情報センターは補助金の増額が小売価格に影響し、来週も値下げ傾向が続く見込みとしています。

今後、段階的に補助金の額が増やされるのに伴い、今回と同じような値下げの変化が想定されるということです。