神奈川県警厚木警察署はきょう、警察署で保管していた個人情報を含む捜査資料のコピー766点を紛失したと発表しました。資料は普段の業務で外に持ち出すことがないことから、誤って廃棄した可能性が高いとしています。

神奈川県警厚木署によりますと、先月(10月)14日に厚木署の交通課で業務の点検が行われました。

この際、書類の確認を行ったところ、「捜査関係事項照会書」と呼ばれる行政機関や民間企業に法律に基づいて個人情報などを求める捜査資料のコピー766点が無くなっていることが分かったということです。資料は本来3年間は保存されるもので、無くなった766点は去年(2024年)、厚木署の交通二課が扱った交通事故や交通違反に関するもので、このうち347件には個人情報が含まれているということです。

今年6月までは警察署内にあったことが確認されているということですが、厚木署は普段の業務で資料を警察署の外に持ち出すことがないことなどから、署内で誤って廃棄した可能性が高いとしています。