山口県政資料館の旧県庁舎の壁3か所に傷がつけられているのが見つかりました。

県は警察に通報し、巡回を強化しています。

傷が確認されたのは県政資料館の旧県庁舎の壁です。

旧知事室のドアを固定する留め金周辺の壁と、旧正庁会議室の両開きのドアの内側の壁2か所に傷がついていました。

15日に県が管理を委託する団体の職員が1か所の傷を見つけ、18日に点検したところ同じような傷を別の2か所でも発見しました。

担当者は傷と留め金の届く位置が一致していることから、留め金で傷をつけたのではないかと話していました。

県政資料館は通常、月曜以外、午前9時から午後4時半まで一般に開放されています。

建物は1984年に国の重要文化財に指定されていて、県は今後の対応を文化財建造物保存技術協会に相談することにしています。