盛岡市は19日、盛岡保健所管内の教育保育施設でサポウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
感染性胃腸炎の集団発生があったのは、盛岡保健所管内の教育保育施設です。
11月11日(火)にこの施設から盛岡保健所に「複数の利用者が嘔吐、下痢等の症状が出ている」旨の連絡がありました。
その日から盛岡保健所が調査を開始、10月31日(金)から11月12日(水)にかけて利用者と職員に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。
有症者は計15人です。有症者はいずれも回復傾向にある、ということです。
検査の結果、有症者15人全員からサポウイルスを検出。
保健所において感染経路等を調査したところ、排泄処理後の手洗いや環境消毒に一部不十分な点があったと推察された、ということです。
これを受けて盛岡保健所はこの教育保健施設に対し、手洗い及び環境消毒の徹底等二次感染対策について指導したとのことです。
なお施設の食事を原因とする食中毒ではない、ということです。
今シーズンの県内の発生状況はノロウイルスが16件、その他(サポウイルス等)が22件、合わせて38件となっています。2024年の同じ時期は、ノロウイルスが10件、その他(サポウイルス等)が9件、合わせて19件でした。













