高温障害 東海地方は「白未熟粒」の割合が全国一
一方で、こんな発表も。
(東海農政局 中邑課長)
「高温(障害)の影響が、少なからずあった」

夏の厳しい暑さによって起こるコメの高温障害。粒が白く濁る「白未熟粒」の割合は、10月25日の段階で東海地方ではコメ全体の7.5%に。これは全国で一番高い割合です。
東北地方と比較すると4倍あまりで、厳しい栽培環境だったことが改めてわかりました。

そして、気になるコメ価格は最新のデータでは、全国平均が5キロ4316円と最高値を更新。この数字を受けて、農林水産省にこの先どうなるのか聞くと。
(農林水産省生産部 寺師義光農産政策調整官)
「(農水省は)需給の安定を通じて、価格の安定を図ることが基本と考える」

農水省としても、今は収穫量が増えたからといって「安くなります」とははっきり言い切れる状況になく、“令和のコメ騒動”はそう簡単には終息しない気配です。














