岩手県内で鶏肉の生産と製品販売を行う企業が、工場のある八幡平市の小学校を訪れ、食育の授業を行いました。

給食では鶏肉の料理が提供され、児童たちが味わいました。
八幡平市の平笠小学校で食育の授業を行ったのは十文字チキンカンパニーです。

授業は、本社や工場のある地域の子供たちに鶏肉が出荷されるまでの工程や、業務について理解してもらおうと2025年度から始めた取り組みで、8月の二戸市に続いて今回が2回目です。

「45日から50日でヒヨコはニワトリになって大きくなるんです」

19日は全校児童35人を前にクイズを交えて鶏肉について紹介。
社員が骨付きもも肉をさばく様子も披露されました。

給食では、鶏肉を使ったハーブ焼きが提供され、児童たちは授業で学んだばかりの鶏肉をおいしそうに味わっていました。

(児童たちは)
「さばくのは面倒だとおもったけど、すごく早かった」
「作ってくれた人に感謝を込めていただきますと言って食べたいです」

十文字チキンカンパニーは12月、久慈市でも食育授業を行う予定です。