東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の“再稼働の是非”について、新潟県の花角英世知事は19日、判断材料は出そろったとして「近いうちに結論を出す」と述べました。

花角英世知事は18日に福島第一原発を視察。
19日朝に、柏崎刈羽原発の再稼働の是非について記者に問われると…
「まだ結論を考えているところ」
― 考えは固まってきましたか?
「まぁそうだね、いろいろと」

その後開かれた定例会見で花角知事は、原発再稼働の議論の「原点だった」とする東電・福島第一原発を視察して「あらためて事故の影響の大きさを実感した」と述べた上で、柏崎刈羽原発の再稼働に関する判断材料は出そろった、との考えを示しました。

「判断する前に、聞いたり見たりしておいた方がいい、考えておいた方がいいと思っていたものは、もうありません」
「近いうちに結論を出してお話したいと思う」

関係者の間では、知事は早ければ21日にも自らの判断を明らかにするという見方が広がっています。