けさ、群馬県太田市の丁字路で女子児童が軽乗用車にはねられる事故がありました。児童は足の骨を折る重傷です。

きょう午前7時40分ごろ、群馬県太田市の丁字路で、道路を歩いて渡っていた小学4年生の女子児童が72歳の男性の運転する軽乗用車にはねられ、右足の骨を折る大けがをしました。

児童の通う小学校によりますと、事故当時、児童は、4、5人の児童とともに集団登校中でした。

警察などによりますと、現場は信号機のない丁字路で今年9月から下水道工事が行われていて、きのうからは横断歩道が使えなくなっていたということで、児童は横断歩道のない場所を渡っていたということです。

児童の通う小学校は「横断歩道が工事で使えなくなることを知らされていなかったため、対応しようがなかった」としています。

また、工事を担当する太田市下水道課は、横断歩道が使えなくなっていたことについて「横断歩道が児童の通学に使われている認識がなく、学校側に連絡することができなかった」としています。

警察は事故の状況について詳しく調べています。