カプセルトイで地域の魅力を発信する人もいます。

Q.桜島の調子はどうですか?
「いいビジュです」
桜島に住む吉田茉莉子さん、43歳。火山が「推し」というほど、火山が好きだといいます。東京出身で中学校の理科の教員をしていましたが、火山の勉強のために訪れた桜島の雄大さに惚れ、6年半前に移住しました。
火山が好きな人たちで交流する「日本火山好き協会」を立ち上げ、火山めぐりのイベントやグッズの制作などに取り組んでいます。

吉田さんは今年8月、桜島とイルカなどをデザインしたキーホルダーのカプセルトイを作りました。明るい色合いで「かわいい」にこだわったといいます。
(吉田さん)「めっちゃテンション上がった。出てきたものに愛着が出るかなと思ってガチャガチャにした」

桜島ビジターセンターやレインボー桜島などで販売を初めて3か月余り。予想を上回る、月およそ150個のペースで売れています。

(吉田さん)「桜島にイノシシがいることを知らない人も多いと思うので。桜島はこんなに豊かな場所だと知ってもらうきっかけにもなればいい」
人と人をつなぎ、地域の魅力発信にも。小さなカプセルに大きな可能性が詰まっています。














