近づく冬、早くもスキーの話題です。国内有数の積雪量で人気を集める北上市の夏油高原スキー場で18日、安全祈願祭が行われました。

夏油高原スキー場は17日の夕方から降った雪が30センチほど積もり、山麓は一面の雪景色となりました。
18日の安全祈願祭にはスキー場や北上市の関係者、およそ50人ほどが集まり、今シーズンの安全と多くの客が訪れることを祈りました。

国内有数の積雪量と雪質の良さで定評のある夏油高原スキー場の昨シーズンの利用者は10万8000人でした。

今シーズンは新たに無料の休憩スペースを設置するなど利便性を高め、11万人を目標にしています。
また、相次ぐクマの出没を受けて、被害防止策も検討しています。

(北日本リゾート 村松麻人取締役総支配人)
「われわれも直面したことない事態。関係機関と相談しながらやるべきことを考えていきたい。事故なく安全にスキー場を運営しつつ、皆さんに笑顔で帰っていただけるように(したい)」

夏油高原スキー場はゲレンデのコンディション次第で、早ければ22日にも営業を始めるということです。