■山形県版クマ対策パッケージ

こうした中、県はクマに対応するための取り組みを加速させるとしています。

政府の対策パッケージを県内版に落としこんだ山形県版クマ対策パッケージを5300万円をかけて今月末までに実行するとしました。

内容は出没を抑えるための対策としてはヤブの刈払いや不要果樹の伐採、出合わないための対策としては学校や観光協会などでクマの正しい知識を学ぶ研修会を開くほか、対応力強化のために現場でクマに対応する自治体職員や警察官の装備を充実させます。

今年の県内のクマの目撃件数は今月16日現在で2386件。クマに襲われるなどしてけがをした人も12人と統計開始以来最多となっています。