岐阜県の西部と三重県の東部を結ぶ「養老鉄道」の駅の係員が無免許で列車を運転した問題で、国土交通省が運転業務を統括する社員を解任する手続きに入りました。
養老鉄道をめぐっては、駅の係員の20代の男性社員が今年6月と7月の2度にわたり、客を乗せた列車を無免許で運転したことが明らかになっています。
養老鉄道は社内規定で運転室に入れる人を運転士や車掌などに制限していましたが、国土交通省が保安監査を行ったところ、男性社員は資格がないにもかかわらず、会社の規定を破り、運転した2度以外にも複数回にわたり運転室に入っていたことがわかったということです。
こうしたことから、国土交通省は鉄道事業法に基づいて運転業務を統括する「運転管理者」を解任するよう命じる「解任命令」の手続きに入りました。今月28日に会社の主張を聞く「聴聞」を行ったうえで、正式に命令を出すか判断するということです。
鉄道事業法に基づく解任命令は、「運転管理者などが引き続きその職務を行うことが輸送の安全の確保に著しく支障を及ぼすおそれがあると認めるとき」に国土交通大臣が出すことができるとされています。
これまでに解任命令が出されたのは2014年の1件のみで、検査データの改ざんなどが明らかになったJR北海道の当時の常務の解任を命じていました。
注目の記事
「悲しい思い出を、楽しい思い出で手元に」富士山と五重塔で話題の観光地 カプセルトイが人気 コロナ禍のパーティションを再利用 山梨・新倉山浅間公園

クマに襲われかけたことも…「フン拾い調査」で判明 クマの主食、実は「ドングリ」ではなかった? 兵庫県立大学研究チームが国内初の研究結果を発表 兵庫~京都北部のツキノワグマ 秋は「液果類」が主食

焦点は"中抜き勤務" 減便ダイヤを回復させた働き方改革は「〇〇採用枠」 運転士が4人に激減した熊本電鉄

「これが噂の退職代行か…」 新入社員が電話1本で 退職防止は500円の“豪華社食” 業者逮捕で業界に大変化も

「ここでしか味わえない」次のゴールは“民宿経営” 通算400得点のハンド選手が30歳で引退決断 聖地・氷見で歩む第二の人生 富山

休日に上司や同僚から連絡が... 勤務時間外の連絡を拒む「つながらない権利」 政府でも議論の対象に









