ロボットが野球の審判をする未来はそう遠くないかもしれません。

ボールの軌道を読み取りジャッジ「ロボアンプくん」

 先週、大阪市内で行われた少年野球の試合。プレーボール直前のグラウンドに運ばれてきたのは…キャッチャーマスクを付けたロボットです。

 人間の審判員に代わってストライクかボールかをジャッジする「ロボットアンパイア」、その名も「ロボアンプくん」です。
1117_17_野球審判AI-000040601.jpg
 マスクの内側にある6つのカメラがボールの軌道を読み取り、画面に計測されたボールの軌道が映し出されます。この軌道を基にAIがストライクかボールかを判定しているのです。

 小学校から高校まで12年間、野球に打ち込んだ記者が試してみると…
1117_17_野球審判AI-000101634.jpg
 (ロボアンプくん)「ストライク!」
 (記者)「よっしゃ。いきます」
 (ロボアンプくん)「ボール」

 また、ストライクゾーンギリギリに球がいくと、審判の声がより大きくなるといいます。

 (記者)「良い声もらいます」
 (ロボアンプくん)「ストラーーイク!」