クマの出没が相次ぐ中、蔵王地区の小学校ではきょうから下校時間にあわせ子どもたちの安全を守るための"実証運行"が始まりました。

松浦亜実 記者「蔵王二小学区でもクマの出没が相次ぐ中、タクシーで子どもたちを安全に送り届けるための実証運行がきょうから始まります」

県内で相次ぐクマの出没。通学路で目撃されるケースも少なくありません。蔵王第二小学校では今年7月通学路にクマが出没し、子どもたちの安全確保が課題となっています。

県内でも多くの学校で保護者による送迎が呼び掛けられていますが、平日の朝と午後の時間帯に職場を離れるのが難しいなど保護者の負担が大きいとの声も聞かれていました。

児童(小学5年)「(Q.タクシーで帰れることについてはどう?)ありがたみを感じる。下校登校歩きで来ているのでちょっと怖い。クマがあまり近づかないように大声で話しながら(登校)しています」